森の中の素敵なカフェ!キャボットコーヴ
久っ々の更新で何だか照れくさいですが、まぁ備忘録的な位置づけってことで、最近
行ってきた軽井沢のお店について記載しようかなと。。
ってことでまずは、「ブレックファースト&カフェ キャボットコーヴ」のご紹介です。
お店の場所は御代田になるので、純粋な「軽井沢」ではないかもしれませんが、
まぁそこはいいでしょう。
周りは高い木々に囲まれ、大通り(国道18号/日本ロマンチック街道)から
少し入った静かな別荘街といったところにキャボットコーヴはあります。
2009年1月のある土曜日に、宿泊していたエクシブ軽井沢の周辺を何気なく
散歩していたところで偶然見つけました。
本当に静かなところで、知ってる人しか来ないんじゃないかなぁと思われるような
場所にあり、「ちゃんと商売やっていけてるのかなぁ。。」なんて勝手な心配を
しちゃったぐらいでした。
せっかくなので翌朝、ブランチの時間に伺ってみると、なんと先客が数組。
な〜んだ、ちゃんとお客さん来てるのね。。なんて勝手に一安心しながら
メニューをチェック!!
このお店のウリであるポップオーバーというパンと、クラムチャウダー、コーヒーを
注文してみました。
このポップオーバーですが、卵をたっぷり使った生地を高温で焼き上げたシュー
のようなパンのことです。
何でも、1800年代後半に、イギリスから多くの人がアメリカに渡った際、その中の
ヨークシャーの人々が、ヨークシャープディングの製法をベースに改良を重ね
作り上げたのがこのパンの原型なんだそう。。
何だか由緒正しい感じですな。。
外側はシューっぽい感じでサクサク、内側はしっとり&モチモチとした、パンと
シュー生地が一つになった様な感じで、かつ空洞。
なかなか面白くておいしいパンです。
ジャムバターを付けて頬張るとメチャおいしいですよ。
これはオススメです。
あとクラムチャウダーもクリーミーでおいしかったですね。
ただ個人的にはもう少し濃厚な方が好きかなって感じでした。
コーヒーはポットで供されたのですが、カップ3杯分ぐらいもあって、大満足。
2人で行っても、ポット一つ注文するだけで十分な量ですね。(確か500円)
旧軽あたりからは距離もあるので、車でないと行けませんが、軽井沢の朝には
ピッタリのお店。
お気に入りになってしまったので、あまり紹介したくないのですが、オススメです。
ちなみに朝は7時(夏は6時)からで15時には閉店しちゃいます。
行くならブレックファーストですかね。
2006年5月にOPENしたばかり!煙事 燻製工房 軽井沢
煙事 燻製工房 軽井沢は、2006年5月に出来たばかりのお店です。
数多くの雑誌などにも取り上げられ、今、非常に注目を集めているお店です。
場所はバイパス18号沿い。看板があまり目立ちませんが、外観はまぁまぁといったところでしょうか。
ビックリするのは、店内に入ってからです。とってもモダンで小奇麗な感じ。燻製のお店という感じがしません。テーブル席だけではなくカウンター席もあり、何だか高級イタリアンという趣です。
注文したのは下記。
− 燻製の盛り合わせ 1,000円 【写真】
− 猪のベーコン・林檎・燻製モッツァレラチーズのピザ 1,800円
− フンギボルチーニ茸の濃厚クリームパスタ 1,400円
ピザ(石釜焼き)もパスタも燻製の香りが効いてて、とっても美味しかったですね。
ただ、せっかく燻製専門店に来たんですから、燻製の美味しさを試してみたいですよね。それなら写真でご紹介した「燻製の盛り合わせ」がいいですよ。沢庵やホロホロ鶏の卵、トロッとしたチーズなどがいい香りで最高オイシイです。色々な種類の燻製を試してみるってことで、注文してみてはいかがでしょう?
(熱いうちに食べるべし!)
あと味以外に気に入ったところとしては、全体のデザインへのこだわりといったところでしょうか。。店内が広々していて、かつ綺麗でとにかく気持ちいいんです。(トイレも広々としていていいです!)
それに器にも気をつかっていますね。クリームパスタは真っ赤なお皿に盛り付けられ、見た目が非常に美しいんです。
最後にサービス。開店直後ということで、まだたどたどしい感もあるのですが、非常に気持ち良かったです。
出てきた商品についてキチンと説明してくれますし、これはいつもではないでしょうが、注文したパスタがなかなか出てこなかった際、「申し訳ございません。」ということで「燻製ナッツの盛り合わせ(800円)」をサービスしてくれました。これってなかなかできませんよね。意識が高いな〜と感心しました。
まだお店の周りは改築・増築中という感じで、未完成の感もありましたが、雰囲気としてはなかなかいいな〜と思いました。
別荘族に気に入られれば、思いのほか人気店になる可能性アリですね。
軽井沢で燻製、、結構合ってますもんね。
是非一度行ってみていただきたいお店です。オススメ。
追伸:
「バーニャカウダ」ってメニューがあったのですが、今回は残念ながら食べられませんでした。お隣さんが食べていて美味しそうだったので、次回は是非食べてみたいです。イタリア語で「熱いお風呂」という意味のこのメニュー。どんな食べ物かお店で確かめてみて下さい。
味、サービス、雰囲気と全て合格!プリマヴェーラ
プリマヴェーラは、色々な雑誌やTVでも取り上げられている有名フレンチレストランです。
以前からどうしても行ってみたいお店の一つだったのですが、なかなか機会がなく。。というか、お金がなく。。
(ここはそこそこお値段がよろしいんですよ。笑)
軽井沢に行く度にいつも気になってモヤモヤしておりましたので、「こりゃ精神衛生上よろしくないわな!」と考え一念発起!今回なんとか思いきって食べに行ってまいりました!!って、もちろんランチですが。。
私のオーダーしたのはAコース。ランチコースの中では一番安いコースで 4,500円。
Bコースは 7,000円。スペシャルコースは 12,000円です。ねっ!そこそこいいお値段でしょ?食べに行きたかったけどなかなか思い切れなかった私の懐事情をお察しいただきたい。(涙)
コースの内容は、前菜、スープ、メイン、デザート。スープ以外はいくつかの中から選択できました。
まず私が前菜に選んだのはプロシュートと高原野菜のサラダ。野菜は白ワインに漬け込んだってもので、とにかく香りがいい。プロシュートの塩味と絶妙に合います。また盛り付けもキレイなんですよね〜。。
続いてスープ。この日のスープはカリフラワーのポタージュでした。バターの香りが効いていてこれも美味しい!合格点。
メインは魚とお肉から選択でしたが、私はお肉料理を選択。
この日は鴨肉のローストでした。これがもう絶品。焼き加減といい味付けといい、ホント最っ高に美味しかったです。
さて、メインが済んだらデザートかと思いきや、その前にチーズを薦められ、折角なんでオーダーしてみました。
何でも、プリマヴェーラの指定レシピでチーズ専門店のアトリエ・ド・フロマージュさん(以前、ピザを食べに行った際のことは、このブログでも書いてます)に作ってもらった特製チーズとのこと。
見た目はまるっきりヨーグルト!ふんわりした口当たりで臭みがない、とっても美味しいチーズでした。岩塩と黒胡椒をつけて食べてみましたが、これがまたなかなか合うんです。ビックリ!
別料金(確か 700円ぐらい)ではありますが、トライしてみる価値はありますよ!
さてさて最後はデザート。この日はカリンのスフレを選択。あったかいスフレの中にはカリンのソース。ん〜、美味しい。でも甘い!甘すぎる!これは甘いもん大好きの女性向きだったかな〜、、なんてちょっぴり後悔しつつ、カフェラテでお口直ししてフィニッシュ。
(でも決してまずかったわけじゃあございません。ただ私にとっては甘すぎた。。)
最初から最後まで本当に美味しいものばかりで堪能しました。
また、店員さんのサービスもなかなか良かったですね。
一品一品の説明は淀みないし、空いたお皿の下げるタイミングもいい。会話を邪魔しないタイミングで見計らって話し掛けてくれる心配りもグッドでした。
確かにお値段は少々高いですが、その分、満足できるお店だと思います。さすがに色んなところで取り上げられているだけのことはあると思いました。
次回は是非ディナーも食べてみたいし、併設のホテルにも泊まってみたいですね。
http://www.karuizawa-primavera.com/index.html
住所:軽井沢町軽井沢1278-11
緑に包まれたオープンテラスでティータイムを
旧軽井沢 ホテル音羽の森は万平通り沿いにあるヨーロピアン調のキレイなホテルです。私は一度も宿泊したことはないのですが、7,8年前に私のいとこのお姉ちゃんがここで結婚式を挙げたので、何だか少し親近感があるんですよね。。
今回ご紹介するのは、ホテル音羽の森の入り口を入ってすぐ右手にあるレストラン桂姫(けいき)です。
といっても、ここではまだディナーもランチもしたことないんです、実は。
ここでオススメしたいのは、私のような“雰囲気はリッチな軽井沢に染まりたいけどお金はないっす!”派の方々にピッタリのティータイムのご利用です!
(って、ちょっと貧乏臭い紹介のしかたになっちゃいましたね。面目ない。)
ここのティータイム利用はホントオススメですよ。
「店内にしますか?それともテラスで?」と聞かれると思いますが、天気が良ければぜひ中庭のテラス席でお茶してみて下さい。沢山の木々が植えられた中庭は、とっても気分がいいですよ。それに白枠の窓とレンガ色の気品あるホテルに囲まれていると気分はとってもリッチなんです!
(これが一番重要!いつも気分“だけ”はリッチでいたいもんです!笑)
個人的なオススメはハーブティーですね。ガラスでできたティーポットで供されるんですが、とっても香りが良くていいですよ。テラス席の雰囲気にも合いますしね。
ここのレストランは創作フレンチだそうですが、結構美味しいとの噂を聞きます。
メインディッシュを4品ほどの中から選べて、スープ、デザート、飲み物も付いた 2,000円のランチセットはなかなか美味しそうですよね。今度食べてきたらまた感想を書きますね!
http://www.hotel-otowanomori.co.jp/karuizawa/restaurant_keiki/lunch_menu.html
軽井沢の散歩に疲れたら、緑に囲まれた中庭テラスでゆったりティータイムをどうぞ!
追伸:系列の葉山ホテル音羽の森もティータイムには良く利用しています。ここは海が目の前にあるので、晴れた日はすっごくいいですよ。入り口まで車で乗り付けるとホテルの人が車を預かってくれるんですが、そのあたりがプチリッチに憧れる私の心をくすぐるんですよね〜。。笑
マイケルジャクソンも来たことあるんですって。写真が飾ってありますよ。
(整形前か後かはご自分で確認ください。笑)
ブランジェ浅野屋さんの直営レストラン!風雅
レストラン風雅は、バイパス18号沿いにあるレストランです。
前にご紹介した軽井沢銀座にあるブランジェ浅野屋さんの直営レストランということで、一階には浅野屋さんが入っており、このパンを目当てに来るお客さんもたくさんいますので、駐車場はいつもいっぱいです。
レストラン風雅では、ランチしか食べたことがないのですが、本当に美味しい創作フレンチだなっていう印象です。
確かランチコースで 3,000円弱だったと思いますが、野菜は新鮮で美味しいし、盛り付けがすっごくキレイで美しいですよ。
パンフで見たところ、料理に使う野菜は農園と直接契約して、無農薬無化学肥料で栽培しているんだとか。嬉しい限りですよね〜!何だかこういうことを聞いちゃうと、ますます美味しく感じるというか、血がキレイになった気すらしてしまう私は騙されやすい消費者でしょうか。。
ま、それはそうと、野菜だけではなく伊達鶏やポークもすごく美味しかった!一緒に行った母親も大満足でしたので、味は保証できますね。
少しお値段が張りますが、まぁ食材もいいし、腕もいい。それにパイプオルガンなんかも置かれちゃった店内はとてもリッチな感じですので、たまにはこういうのもいいんじゃないですかね?
個人的にはランチコースがオススメ!是非行ってみてください。
追伸:
ホントは写真を撮ってきてブログに書きたかったのですが。。すみません。美味しかったのを忘れる前に書かなくちゃって思い、写真ないまま紹介しちゃいました。今度行った時に写真を撮ってきて掲載しますのでお許しを。
あと、帰りには一階の浅野屋さんでパンも買ってみてはどうでしょうか?
住所:軽井沢町白樺台598-110
静かに散歩を楽しもう!雲場池!
軽井沢の観光スポットとしてはあまりにも有名な雲場池。
以前、ホテル鹿島の森について書いたブログの中でも紹介しましたが、鹿島の森敷地内にある「御膳水」が、この池の水源です。何でも、その「御膳水」から流れ出た雲場川の流れをせき止めて池にしたのが、この雲場池なんだそうです。
ってことは、人工の池なんですよね!全然そんな感じがしないんでビックリです。
池には魚も住んでいますし、カルガモもいます。
緑に囲まれて、新緑の季節もキレイですし、紅葉の時期もホント最高ですよ。四季を通してとっても絵になる池なんですよね。
それほど大きくない池ですので、池の周囲にある細い遊歩道をゆっくり散歩してみましょう。とっても気分がいいですよ!
個人的には、池だけではなく、周りに隣接した別荘の庭も見てみて欲しいと思います。
(フェンス越しに見てくださいね。くれぐれも不法侵入はダメですよ。)
苔むした庭はきれいに手入れされており、すっごくキレイですよ。多分、別荘の持ち主も、観光客に見られることを意識してこまめに手入れしてるんだろうな〜、なんてことを考えながら、いつも眺めています。
どの季節に訪れても、四季折々の美しさを見せてくれる雲場池。絶対に行ってみて下さいね!
追伸:車で行くと停める場所にとっても困ってしまうので、自転車で行くことをオススメします。
住所:軽井沢町軽井沢1181-4 (※隣接する雲場亭の住所です)
時代を感じる苔むした小さな別荘!室生犀星記念館!
室生犀星記念館は、軽井沢銀座やショー通りからちょっと奥まったあたりというか、軽井沢テニスコートの裏辺りにあります。
「記念館」といっていますが、基本的にここは文学者・室生犀星の別荘をそのまま一般に公開している施設です。
室生犀星は、大正から昭和にかけて活躍した文学者で、金沢の生まれだそうですが、後半生はこの別荘で過ごしたそうで、志賀直哉や堀辰雄などともここで交流を深めたんだそうです。犀星は芥川龍之介とも交流があったそうですが、彼もここを訪れていたのかどうかは不明です。というか、詳しく覚えてません。悪しからず。
(前にペイネ美術館について書いたブログの中でも少し触れましたが、塩沢湖の向かいにある「軽井沢高原文庫」という文学館には、この室生犀星の原稿や書簡などの資料が数多く展示されています。そちらで犀星についてちょっぴり詳しくなってからここを訪れることをオススメします。)
「記念館」の敷地内には、3つの小さな建物が建っています。
確か「別荘(生活場所)」と「書斎」、「客間」だったと記憶しているんですが、間違ってたらごめんなさい。
用途によってこの3つの建物を行ったり来たりしていたそうですよ。お客さんが来たら「客間」に通して、「別荘」からちょっと歩いていくみたいな。。でも3つの建物は殆どくっついている状態で、例えば「別荘」から「客間」といっても10歩ほどしか離れていないんですけどね。(笑)わざわざ別の建物にする意味があったんかな〜、、なんてことも考えちゃいますが、まぁわざわざ“離れ”にしたところが粋なんでしょうね。
どれも天井が低い平屋で、本当に小さな建物です。特に「書斎」と「客間」はその一部屋だけのための建物という感じですから、コンパクト&シンプル。
でも時代を感じられてすごくいいですよ。昭和初期あたりにタイムスリップできます!
苔むした庭を眺めながら、作家仲間と話しをしたり、執筆活動をしてたんだろうな〜。。なんてことを考えながらそれぞれの建物の中を覗いていると、感慨深くなりますよ。
「文学者の別荘を訪ねる!」なんてタイトルに書いちゃいましたが、そんな肩肘はらずに是非行ってみて欲しい場所の一つですね。
軽井沢らしい静かで歴史を感じられる場所ですので。
住所:軽井沢町軽井沢979-3